クリスマスが今年もやってくるということで、何となく。
クリスマスといえば、プレゼント。プレゼントといえば、やはりジッタリン・ジンの『プレゼント』ですよね。
僕、この曲初めて聴いたのが中学生のときなんですけど、全然意味が分からなかったんですよね。
何でこんなに貢いでもらってんのに彼女ちゃうんやろ?ってな感じで。
それで、この機会に改めてちゃんと聴いてみようと思って、今更ながら歌詞を見ながら聴き直してみたんですが。
この曲、むっちゃ、すごい。
いやぁ、改めて歌詞を見ていくと、何気ないプレゼントの羅列のように見えて、1番・2番・3番それぞれに、ものすごい深い意味があるように思うんですよね。
パッと見だと、ここでの主人公は、1〜3番を通して、典型的な2番手、もしくは、ゲスい言い方をすればカキタレに見えますよね。
マジの方にはあげない、もしくはマジの方がイヤと言った若干ショボいプレゼントをもらい続けてる、的な。
1番はそれでしっくりくると思うんですよ。シャガールみたいな青い夜ってのも合う感じしますし。でも、2番・3番は、ちょっと違う感じするんですよね。
例えば2番は、プレゼントのラインナップ的に、主人公は小さい女の子っぽいですよね。
父親を愛人に取られた娘とかいう説をどこかで見ましたが、それだとやっぱり夢でまで見た淡い夢ってのが引っ掛かるんで、どちらかといえば、年の離れた親戚あるいは近所の兄ちゃんの方がしっくりくるような気がしますね。
いつも優しくしてくれててしょっちゅう遊びに行ってたけど、ある日彼女と一緒にいるところに出くわして、みたいな。
3番は、個人的には幼なじみっぽいんですよね。
小中高とずっと一緒にいて、大学に行って初めて別々になって初めてあなたが好きだとわかる。あの日生まれた恋心に気づく。
そして不意に会いに行こうとすると、もうあなたには彼女がいた、みたいな。
まぁ僕の頭なんでこんな浅はかな推察しかできませんが、この歌詞は、もっと吟味すればいくらでも場面が広がると思うんですよ。
別に単純に貢いでもらったプレゼントじゃなくて、それぞれのプレゼントにはそんなドラマが隠されている。そう思うと、この唄、むちゃくちゃ素晴らしいですよね。
ほんでまた、1〜3番に共通して、さよならしてあげるわ、ってありますけど、これが主人公からの最後のプレゼントと見るとまたドラマチック感が増しますよね。
しかも、曲自体がむちゃくちゃポップで軽いから、歌詞の深さをそこまで感じさせずにサラッと流す感じで聴かせてるっていうのもいいんですよね。
いやぁ、こんなに素晴らしい唄やとは今まで気づきませんでしたわ。
それで、こんないい唄を作ったジッタリン・ジンはすごいなぁと思って、ジッタリン・ジンのことを調べてたんですよ。
そしたら、Wikipediaのジッタリン・ジンの項目に、奈良県大和郡山出身って書いてあって…。
いやジッタリン・ジンて俺と同じ奈良県民やないかい!
どうりで天才や思たわ!
いやぁ、奈良県民も、まだまだ捨てたもんじゃないですね。
2008年12月24日
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