今年はキングコングくらいしか優勝候補がいないと言われていますが、昨年のサンドウィッチマンのまさかの敗者復活からの優勝からもわかるように、順当な結果で終わらないのがこのM-1グランプリです。
3回戦まで終了した2008年大会でも、昨年決勝進出したザブングルの敗退、昨年敗者復活進出し、今年もきんに君の緊急帰国により参戦が実現
したザ☆健康ボーイズの敗退など、波乱が巻き起こりまくっています。
そんな中、準決勝に進出した66組の中から、各組の新ネタ・勝負ネタの内容、予選観覧者の感想、所属事務所や芸歴の問題、ネットにはびこる噂などを一切無視した、私の独断と偏見のみで立てた予想を披露したいと思います。
今年私が「来る」かつ「来てほしい」と思う8組は、これだ。
笑い飯
麒麟
天津
とろサーモン
南海キャンディーズ
オードリー
磁石
銀シャリ
いやぁ、我ながら実に当てにいってない予想ですね。
一応順番に見ていきますと、笑い飯はまぁ間違いないでしょう。そろそろ笑い飯いいんじゃないか?的な意見もありますが、M-1こそ笑い飯のアイデンティティですから、入れないとね。
麒麟もM-1の申し子的な感じですし、ラストイヤーなので、今年は来るかと。まぁぶっちゃけ今更M-1で優勝する必要はないかと思いますが、テレビタレントではなく芸人なんだというところをここらへんで魅せつけてほしいです。
天津もラストイヤーみたいです。昨年ダイアンの決勝進出により唯一2001年の第1回大会以降7年連続準決勝敗退という名誉なのか不名誉なのかわからない肩書きをもたされた天津も、今年は木村のまさかの詩吟ブレイクということで、このまま決勝まで突っ切ってほしいです。そして天津は面白い漫才ができるコンビだということを全国民に知らしめてほしいです。
とろサーモンは未だに準決勝止まりなのが納得できないコンビのひとつです。実力は充分なので今年くらいそろそろ勝たせてもいいんじゃないでしょうか、準決勝審査員のみなさん。
今年のダイナマイト関西のルミネ予選決勝戦で、優勝者ケンドーコバヤシをギリギリまで追い詰めた山里率いる南海キャンディーズが再びM-1参戦ということで、山里への期待を大いに込めて選ばせていただきました。山里の面白さを全国民に再確認させてやってほしいです。
東京他事務所枠かつ今年ブレイクしたコンビ枠(という枠があるか知りませんが)としてオードリーを選択。なぜ同じ有力候補のナイツじゃなくてオードリーかというと、イロモネアでツッコミの方が意外とモノボケなどを巧くこなしていたからです。私は、ボケもツッコミも両方ボケられるコンビ(ツッコミがボケられるだけではないことに注意)こそ至高だと考えているので、オードリーを推したいと思います。
同じく東京他事務所枠から磁石。私の記憶が正しければ、第2回M-1グランプリ決勝進出者予想大会以降毎回私が指名しているにもかかわらず落とされ続けているコンビですが、今年は数ヶ月前に観たレッドカーペットでは面白いかつ新しげなネタでウケていましたし、噂によると勝負ネタを温存しているらしいので、期待大です。昨年、第1回M-1グランプリ決勝進出者予想大会以降毎回私が指名していたダイアンが見事決勝進出を果たしましたので、この流れに乗ってほしいものです。
2001年当時全くの無名だった麒麟の決勝進出によって生まれた言葉「麒麟枠」。最近は空前のお笑いブームによって、かつての笑い飯や南海キャンディーズのように完璧に麒麟枠に当てはまるコンビは見られにくくなっていますが、実力がありかつ麒麟枠にふさわしいコンビとして私が推薦するのが銀シャリです。厳密に言えば今まで一切見たことのないコンビをここで挙げるべきなのでしょうが、見たこともないコンビを「面白いから来る」なんて言うことは不可能ですので、その点はご了承ください。まぁでもお笑いオタクの関西人以外は殆ど知らないと思いますので、それで充分でしょう。
以上で私が選んだ理由を述べさせていただきましたが、他にも選びたいコンビはいるんですよ。千鳥とかダイアンとかスーパーマラドーナとか。でもその3組よりは似たような枠でいえば天津・とろサーモン・銀シャリを今年は推したいということで、この8組のコンビ名を掲げてABCの携帯サイトにアクセスしていきたいと思います。
果たして、平均的中率約5割を誇る私の大予想、今年はどうなるんでしょうか?
結果は来週の月曜日!…にわかるはず。